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日々の雑感と勉強の記録

令和3年司法試験3日目雑感

・まずは刑法。確実に共犯と同時傷害の特例が出ると踏んで対策を行う。ドンピシャで的中。しかし、設問1の共犯に関わる問題で論理矛盾以前の初学者のようなミスを犯してしまい総崩れ。おそらく設問1は60点ほどの配点があると思われますが、個々の検討事項はあてはめも手厚く書いていてよいものの、体系レベルで崩壊してしまったので、丁の罪責を除きほとんど点数が入っていないかもしれません。設問2は同時傷害の特例に関する見解対立を準備しておいたため難なく解答できました。予想論点が的中した時こそ慎重に、ということですね。

・刑訴法は、設問1では令状による差押えに関わる基本的な論点が出題されたため、供述の信用性を丁寧に検討し、手続に関する条文(110条、114条2項等)を正確に引き、あてはめを手厚く書くことを意識しました。設問2についても、犯行計画メモに関わる基本的な問題が出題されたため、周りの受験生のレベル感を意識して、犯行計画メモであることの認定を事実を拾って丁寧に行い、伝聞証拠該当性、伝聞例外についても三段論法を守って丁寧に検討しました。

・刑法で大失敗して落胆していましたが、周りの受験生も相当悩んでいたことが分かり、また、友人から切り替えていこうと励まされたことで、なんとか気持ちを切り替えることができました。