EscApiSmEr’s room

日々の雑感と勉強の記録

おおまかな方針

■論文

1.憲法

使用教材:過去問、自作ノート(百選、憲法演習ノート、射程、急所のまとめ)

方針:予備試験を受けて、知識は十分にある一方、問題文中の事実の評価の仕方について自分の中で十分に確立されていないと感じた。そこで、憲法演習ノートと過去問をメインに据えて演習を積みたい。
ただし、勉強量が試験の点数に必ずしも直結しない科目でもあると思うので、他の科目との足並みを揃えることには注意したい。

3/3追記 色々考え最上位答案の分析とノート作成をしました。かなり視界が開けた気がする。

 

2.行政法

使用教材:過去問、論ナビ

方針:分野毎に点の知識を増やしていく学習ではなく、基本概念を正確に理解し、行政法学全体に妥当する大原則や検討の視点といった線(ないし面)の知識を増やしていくことを意識する。行政裁量や原告適格といった典型論点についてはきちんと検討パターンを用意する。過去問を複数回解く。

 

3.民法

使用教材:過去問、百選(物権)、論ナビ(総則・債権・家族法)、大島入門

方針:争点整理・論点抽出がものをいう科目であり、それを適切に行うためには要件事実の練度を上げ、判例知識を使える形でストックする必要がある。
要件事実は口述対策でそれなりにやったため、百選と論ナビを読んで実体法の知識を固めること、過去問を解いて実戦力を上げることをメインとしたい。学説対立には深入りしない。

 

4.商法

使用教材:過去問、百選、事例で考える会社法

方針:「事例で考える会社法」の通読。百選は基本的に判例の事案把握に用いる。過去問は軽くチェックするに留める。

 

5.民訴法

使用教材:過去問、百選

方針:判例を自由自在に操れるようにすることと、訴訟物理論が絡む問題を適切に分析できるようになることが必要。
百選は隅々まで読み込み、判例の論理・射程、学説状況を深く理解する。過去問は要件事実が絡む問題の練度を上げることに重きをおいて取り組む。

 

6.刑法

使用教材:過去問、百選、事例から刑法を考える

方針:全分野をバランスよく学習する。上記教材を繰り返し読んで学説対立は対立軸を理解しながら理解を深めていく。暗記に終始するのではなく、刑事実体法特有の体系・思考方法を理解・体得し、事案に応じて柔軟に対応する力を身に着ける。過去問は軽くチェックするに留める。

 

7.刑訴法

使用教材:過去問、百選、自作ノート(事例演習刑訴法のまとめ)

方針:事案に応じて規範を変形する必要が生じたりあてはめの仕方が変わったりことがない科目なので、事前準備が何より重要。事例演習刑事訴訟法をノートにまとめておいて、短時間で正確なインプットができるような状態を作り、それを百選とともに活用する。あてはめや典型論点の処理の練度を上げるため、過去問演習メイン。
 

8.経済法

使用教材:過去問、自作ノート(百選、経済法入門、論点解析経済法)

方針:勉強方針迷走中。覚えることは少ないが、適用法条の選択とあてはめが難しい科目。経済法入門と論点解析をベースとして基本的事項に対する理解を固める。百選は必要に応じて参照する。採点実感を読む限り、実務の見解を前提として書かれているようなので、ガイドラインも参考にする。
基本的には、①過去問を解いて、②出題箇所について経済法入門・百選等を確認。③書き方が分からない場合は論点解析経済法を確認。④必要に応じてノートに加筆。

 

■短答

インプット重視で毎日コンスタントに。足切り+20点を安定して取れるように準備する。

憲法:①百選(人権 判旨メイン)+基礎マスター(総論、統治)(→②過去問)

民法:①条文素読→②条文素読+過去問(判例知識を拾う)

刑法:①山口青本→②山口青本+過去問