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日々の雑感と勉強の記録

12/6の雑感

1.新司刑法分析

・以下は現時点での印象であって後から変わるかも。

・近年の出題傾向として①非常に基本的な事項を問う問題(ただし論点のメジャーマイナーは問わない)が1問、②異なる2つの見解を立論し私見を述べさせる問題が1問、③結論を指定した上でその結論を導く立論を求める問題が1問出題されていることが指摘できる。

・他の科目(民法、商法、民訴等)でも同様の3問構成が目立つところ、各科目に共通して、①については基本的な事項に関する理解を問う問題、②については問題発見能力・思考力・論理的説明力を有するかを問う問題、③については簡単な現場思考能力を問う問題が1問ずつ出題される傾向にあるように思われる(このような出題の指針があるのだろうか?)。

・②については2つの見解に言及することが求められ、③については結論指定であることからある特定の見解に依拠することで解答がしやすいが、あらゆる学説対立に対する深い理解まで求められているかというと、直ちにそうであるとも言い難いようにも思った。もっとも、主要な学説対立については理解しておくように感じた。主要か否かについては、短答での出題実績の有無が一つの指針となるか。 

・仮に各大問の出題の趣旨が上記のものであるとするならば、それを意識した論述をする必要があるのかもしれない。

2.あ

・文章は短く切る。

・あてはめは、単に長いのでない説得力のある文章を書くことが何より重要だと思った。文章に説得力を持たせるための工夫を今後探っていきたい。

 

勉強ログ

・新司刑法H30

・刑法百選Ⅰ 59~65