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日々の雑感と勉強の記録

予備試験論文式試験の戦略案

R2予備試験を受験した際の反省を踏まえて、予備論文の戦略案を考えました。
合格可能性を高めるためにどういった戦略を取るべきかというもので、あくまでざっくりしたものです。これから受験される方の参考になれば幸いです。

 

1. 実務基礎で確実にAを取る。
 実務基礎の配点は基本科目2科目分であり、ここでAを取ることができると一気に合格に近づきます。毎年同じような問題が出題されるため対策が安定しやすく、また、勉強時間もあまりかかりません。十分に対策できていない受験生が多いため、きちんと対策すればAを取るのは難しくないと思います。

 

2. 基本科目は平均的な答案(C〜D)を揃えればよいと考える。
 予備論文は全科目でCを取れれば合格できる試験です。実務基礎でAを取ることができれば、他の科目はC〜Dを揃えれば合格できることになります。大まかな検討方針さえ間違えなければ、Dには収まるという相場感なので、難しくはないと思います。

 

3. あらゆる分野・論点に妥当する思考手順・論述方法を体得する。
 問題の所在の分析方法や三段論法といったことです。予備論文受験段階で、あらゆる分野・論点を網羅的に理解するということは多くの人にとっては難しいと思います。平均的な答案(C〜D)を揃えるためにも、何が出題されても最低限の論述をするための方法論を確立・体得しておくことは重要です。


以上です。参考までに、私の基本7科目の評価はDBBDADEというひどいものでしたが、それでも200位前後(合格者の真ん中あたり)で合格できました。

 

何かしらの形で受験生の方の参考になれば幸いです。

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